smlbeme

意志のない日記

20220112

ながれてゆく電車の中、ニット帽をかぶった男の子の肩にもたれかかって目を閉じている、ベージュのコートの女の子。すきなひとに寄り添ってねむるのは、どんなに心地よいことだろう。

KIITOにてひとまず授業を受ける。ハッピーアワーを観た後なのでそこにいるだけでそわそわする。出入り口の近くに座っていたので結構冷えていたのだけど、途中から寒くなくなったなとおもったら、暖房をつけてくれたようだった。ありがとうございます、、そういう誰かの心配りのかたまりで世界が回っているのだといつも思う。私は世界を回したことがあるだろうか?

さて、お目当ての巡回展 「わたしは思い出す 10年間の育児日記を再読して I remember Diaries of growing for 10 years」。こちらの建物の窓から隣の建物の窓がまっすぐ見えて、四角と四角が重なる、それがまた木と重なって。

「・・・去年の9月の台風・・・」という言葉で、こみあげてくる。私はなにも知らなかった、知ろうとしていなかった、わかっていなかった。毎月11日の新聞記事がまとめられていたけど、つらくて数ページで閲覧をやめてしまった。いつも私は目を背けてばかりだ。ストロベリーチーズケーキのアイス、という言葉で、彼に会いたくなった、会場を出てアンケートを書きながら、思わず連絡する。

KIITOからの帰り道、寝ても覚めてもを観終える。なんというか、筋ばかり追ってしまった感じがあるのだけれど。傷ついた側とは違って、大切な人、ものを傷つけることに対して救済はないのだと思う、

ずっと食べたかったピェンロー鍋を食べて、ストロベリーチーズケーキのアイスを食べて、久しぶりにだらだらとテレビをみる。小さい頃ってケンタッキーのポットパイに憧れていませんでしたか、私はCMを見るたびずっと憧れていました。だけれど食べた記憶がありません、もしかしてこれからも食べないままなのかも。

芸人さんの動画を見ながら爆笑した、久しぶりに息が苦しくなるくらい笑った、それにとても、深く、安心して、笑うのと同時に同じくらい泣いた。向こうは笑い泣きだと思っていただろうけど、そうじゃなくって。