smlbeme

意志のない日記

20211227

今日はいろいろあったので寝る前に書いてみようとおもう。

昨日は早く寝たのに11時くらいまで眠ってしまった。といってもまだ身体は100%という感じではなく、ぼうっとしながら準備する。今日は元町映画館で『ハッピーアワー』をみる。映画にギリギリの電車に間に合わなさそうでダッシュしたら、結構、風邪のときくらいに身体がしんどくなってしまって、外で5時間なんていけるだろうかと心配になる。風邪のときくらいに、と書いたけど、この世から「風邪」が消え去ろうとしていますよね。コロナか、名前のついた(例えば扁桃炎のような)病気か、必ず何かに当てはめられて、あいまいな体調不良がないことになっている気がする。なんとなくしんどい日だってこれまでと変わらずあるはずなのに。

明石駅で普通電車が快速電車に変わったところで、父に似ている男性が隣に座った。横目でみていると司法書士手帳を持っていたので間違いなく父ではないことがわかったが、それでも名前を聞いて、正面から顔をみたいと思った。ちらちらと目線を送ってしまったからだろう、別の2人席が空くとそちらに行ってしまった。どうして名前を聞かなかったのだろう、声をかけなかったのだろう、声をききたかった、そればかり考えている。

なんとか目的地に到着する。元町映画館は初めてで、加えて1人で映画をみるのは初めてでないだろうか。3部に分かれた『ハッピーアワー』を観る。体調も不安だったがそんなことも忘れて5時間あっという間に過ぎてしまった(とにかく作品はよかったし、あと椅子もやさしくて鑑賞の邪魔にならなかった)、感想は別でまとめようかと思う。1番後ろのはしっこでみていたのだけど、途中おじさんが立ったり座ったりして鬱陶しかった。彼は1部で帰ったのですこし安心した。

映画館をでて、しばらく余韻からもごもごして電車に乗って、乗ったけれどもどうしようかと迷いながら(そのまま有馬まで行ってしまいたい気持ちもあったが)結局バラックリンへ。ずっと話してみたかった人と話せて嬉しい、この人はこんなふうに話して、こんなふうに笑うのか、とても緊張した。場にうまく馴染めていなかった私のこともよく見てくれていたのだと思う。ただ、うまく話せなくて作品のことばかり話してしまって、彼女の気分と合っていなかったのではないかとおもって反省している。

映画の気持ちから場の雰囲気にチューニングできないままで、体調も100%でないので長居せず帰ることにした。私はこういうところがよくない。適当にしていればいい、ってわかっているのに、自分の気分に無駄にきちんと向き合ってしまう。自己中心的でよくないとわかっているし、人からはあまりいい顔をされないことだとわかっている。のだけれど、こういう気持ちや感覚は大切にした方がいいのではないかとも思う。わからない、わからないなぁ、

こういうもごもごした気持ちの時は海が見たくなるので、いつもの岸壁へと向かう。駅のピアノで誰かがミスチルを弾いている。一発ギャグいりませんか、と声をかけられてスルー。あ、無視してしまった、と思っていると、帽子を被った、40歳手前くらいだろうか、男性に声をかけられる。ナンパじゃないんですけど…といいながら着いてきて、適当に返事をしながらまあ話すくらいいいか、と思っていると一緒に岸壁までたどり着いてしまう。名前を執拗に聞かれたので適当に返していると手を触られそうになって、本当に気持ちがわるく、トイレに行くふりをして逃げよう、と思うとトイレにも着いてきて、逃げられなくなる。とても怖かった。どうして無視しなかったのだろうと思うけれど、こんな私でも誰かに興味を持たれた、ということが嬉しくて無視ができなかったのだと思う。いよいよこれはやばいな、というところで近くに住んでいる人に助けを求めたけれど、その後必死で不思議ちゃんぶったおかげかほどなくして、相手はLINEのQRコードを見せて帰って行った。何度かここで飲んだことがあるからというのと、平民さんに会えるのでは、という下心もあって海を見るなら岸壁だと思っていたけど、よく考えたら須磨でも、どこか別の場所でも海は見られるし、これからどこから海を眺めるか考えようと思う。だけど、あの波と光のゆらめきを眺めながら気持ちが平らになっていく、そしてすごした時間のことを思い出すことができるあの場所は、大切にしたい。

踊り場を聴きながらこれを書いている。たぶんこれを書き終えてスマホを閉じると、最後まで聴くことなく眠ってしまうのだろうと思う。